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Journal · 色の使い方 01
くすみピンクを、上品に見せる配色の比率
くすみピンクが安っぽく見えるとき、原因はたいてい色選びではありません。どの色を、どれくらいの広さで使っているか。その配分を整えるだけで、同じ6色がぐっと上品になります。

目安は「7・2・1」
配色でよく使われるのが、ベース7割、メイン2割、アクセント1割という考え方です。厳密な決まりではありませんが、迷ったときの出発点としてちょうどいい配分です。
ベースは背景や余白、メインは文字や見出し、アクセントはリンクや小さな飾りに。
ポイントは、ピンクらしさをいちばん強く持つ色を、あえて小さく使うことです。面積が小さいほど、その色は差し色として目を引き、画面全体は落ち着いて見えます。
Desert Blush でやってみる
Desert Blush の6色を、この配分に当てはめると次のようになります。
本文には、いちばん濃い #3F2E2F を使います。真っ黒ではなく、ほんのりピンクを含んだ濃い茶色なので、背景のピンクと自然になじみながら、しっかり読めます。
アクセントの #9F7E82 は、背景とのコントラスト比が3.3対1です。Webの基準(WCAG)では、大きな文字なら使えるものの、本文には足りません。文字の入るボタンは、ひとつ濃い #6E5053 を背景にして、文字を #FAF1E8 にすると安心です。こちらは6.4対1で、小さな文字でも基準を満たします。
よくある失敗と直し方
Spring collection
やわらかな、春の色。
見てみるSpring collection
やわらかな、春の色。
見てみる- 中間の色を広く使いすぎる。背景を #CDAFB0 のような中間のピンクにすると、画面全体が甘く重たくなります。背景はいちばん淡い #FAF1E8 に戻し、中間の色は線や小さな面にとどめます。
- ピンク同士の差が小さすぎる。#EAD7CF の上に #CDAFB0 を重ねると、どこが区切りなのか分かりにくくなります。隣り合う色は明るさを二段階以上離し、#EAD7CF の面には #3F2E2F の文字(9.2対1)を載せます。
まとめ
くすみピンクを上品に見せるコツは、いちばん淡い色を広く、いちばん濃い色を文字に、ピンクらしい色は少しだけ使うことです。色を増やすより、面積の配分を整えるほうが、仕上がりは大きく変わります。
Try it
Desert Blush のページで、6色をタップしてみてください。ページ全体の配色が切り替わり、今日の配分が実際にどう見えるか確かめられます。
参考:Understanding Success Criterion 1.4.3: Contrast (Minimum)(W3C)。コントラスト比は WCAG 2.2 の計算式で算出しています。






