CSS 変数とは
読み:しーえすえすへんすう英語:CSS custom properties
更新日:2026年10月31日
ひとことで
CSS 変数とは、色などの値に名前をつけて登録し、CSS の中で何度でも呼び出して使えるようにする仕組みで、正式にはカスタムプロパティと呼ばれるもののことです。
ひとに説明するなら
「CSS 変数は、色に名前をつけておく仕組み。『--accent は #A6542F』と一度書いておけば、あとは名前で呼べる。色を変えたくなったら、一か所直すだけで全部変わる」
たとえるなら
料理のレシピで「だし」と書いておくようなものです。だしの中身を変えれば、それを使う料理すべての味が変わります。
色に名前をつける
CSS 変数は、「--」で始まる名前に値を入れて登録します。使うときは「var(--名前)」と書きます。
サイトのあちこちで同じ色を使っていても、色を変えたいときは、登録したところを一か所直すだけで済みます。
:root {
--color-base: #F6F4EF;
--color-text: #2A2925;
--color-accent: #A6542F;
}
.button {
background: var(--color-accent);
color: var(--color-base);
}
名前のつけ方で、使いやすさが変わる
「--orange」のように色そのものの名前をつけると、あとでオレンジ以外の色に変えたとき、名前と中身がずれてしまいます。
「--color-accent(強調の色)」「--color-text(文字の色)」のように、役割で名前をつけておくと、色を差し替えても意味が変わりません。
場面ごとに、中身を入れ替えられる
CSS 変数は、場所や条件によって中身を変えられます。ダークモードのときだけ色を入れ替えたり、ページの一部だけ別の配色にしたりするのが簡単です。
呼び出すときに「var(--color-accent, #000)」のように書くと、変数が見つからなかったときの代わりの色も決めておけます。
よくある勘違い
勘違いCSS 変数は、プログラミングに詳しい人向け
ほんとうは「名前をつけて、名前で呼ぶ」だけの仕組みです。色の管理がぐっと楽になります。
勘違い変数の名前は、色の名前にするのがいい
ほんとうは役割で名前をつけるほうが、色を変えても意味がずれず、長く使えます。
COLOR JOURNEY で使うには
COLOR JOURNEY のパレットのページからダウンロードできる CSS には、6色が、パレットの名前に1〜6の番号をつけた CSS 変数として入っています。読み込むだけで、パレットの色を名前で呼び出せます。
あわせて、背景(--cj-bg)、文字(--cj-text)、アクセント(--cj-accent)、アクセントの上の文字(--cj-on-accent)、面(--cj-surface)、面の上の文字(--cj-on-surface)という、役割の名前の変数も入っています。サイトの CSS をこの役割の変数で書いておけば、別のパレットに差し替えるのも簡単です。Tailwind の設定の形でも書き出せます。
参考になるパレット
クイズ
CSS 変数を呼び出す書き方は?
var(--名前)
正解です。答えは「var(--名前)」。登録は「--名前」、呼び出しは「var(--名前)」です。
$名前
ちがいます。答えは「var(--名前)」。登録は「--名前」、呼び出しは「var(--名前)」です。
@名前
ちがいます。答えは「var(--名前)」。登録は「--名前」、呼び出しは「var(--名前)」です。
色を差し替えても意味が変わりにくい変数名は?
--orange
ちがいます。答えは「--color-accent」。役割で名前をつけると、中身の色を変えても意味がずれません。
--color-accent
正解です。答えは「--color-accent」。役割で名前をつけると、中身の色を変えても意味がずれません。
--color1
ちがいます。答えは「--color-accent」。役割で名前をつけると、中身の色を変えても意味がずれません。
よくある質問
CSS 変数とは何ですか?
色などの値に名前をつけて登録し、CSS の中で何度でも呼び出せる仕組みです。正式にはカスタムプロパティといいます。
CSS 変数の書き方は?
「--名前」で登録し、「var(--名前)」で呼び出します。
CSS 変数を使うと何が便利ですか?
色を変えたいとき、一か所直すだけでサイト全体に反映できます。ダークモードの切り替えも簡単になります。








