キャリブレーションとは

読み:きゃりぶれーしょん英語:Display calibration

更新日:2026年10月31日

ひとことで

キャリブレーションとは、画面などの機器が、決められた基準どおりの色や明るさを出せるように調整することです。色の話では、主にモニターの色合わせを指します。

ひとに説明するなら

「画面は、買ったときの設定や年月によって、色がずれていることが多い。キャリブレーションは、測る道具を画面に当てて、正しい色が出るように合わせる作業。色の仕事をする人が、まずやっておくこと」

画面の色は、思ったよりずれている

同じ写真を2台の画面に並べると、色や明るさが違って見えることがよくあります。画面ごとの性能や設定の違いに加えて、使っているうちに少しずつ変わっていくこともあります。

画面の色がずれたまま色を決めると、ほかの人の画面や印刷物で、思っていた色と違って見えてしまいます。

測って、合わせる

キャリブレーションでは、画面に「キャリブレーションセンサー」などの測色器を当て、画面が実際に出している色と明るさを測ります。そのうえで、白の色、明るさ、明るさの段階のつけ方(ガンマ)などを、決めた基準に合わせて調整します。

調整の結果は、カラープロファイルとして保存され、パソコンがそれを使って正しい色を表示します。

  1. 測るセンサーで画面の色を測る
  2. 合わせる基準どおりに調整する
  3. 記録するプロファイルを保存する
図1 キャリブレーションの流れ。

どのくらいの頻度で?

画面の色は少しずつ変わっていくので、色の仕事をする人は、定期的にキャリブレーションをします。間隔は、使い方や画面によって違います。

測色器がない場合でも、パソコンの表示設定で明るさや色温度を整えておくだけで、大きなずれは防げます。

よくある勘違い

勘違い新品の画面なら、キャリブレーションは要らない

ほんとうは新品でも、出荷時の設定が基準と合っていないことがあります。

勘違いキャリブレーションをすれば、すべての人に同じ色で見える

ほんとうは合うのは自分の画面だけです。見る人の画面がずれていれば、そちらでは違って見えます。

COLOR JOURNEY で使うには

COLOR JOURNEY のパレットや LUT の色を確かめるときは、画面の明るさを上げすぎない、夜間の色の変わる設定を切る、といったことだけでも、本来の色に近づきます。

参考になるパレット

クイズ

  1. キャリブレーションで使う道具は?

    測色器(センサー)

    正解です。答えは「測色器(センサー)」。センサーで画面の色を測って、基準に合わせます。

    ルーペ

    ちがいます。答えは「測色器(センサー)」。センサーで画面の色を測って、基準に合わせます。

    色見本帳だけ

    ちがいます。答えは「測色器(センサー)」。センサーで画面の色を測って、基準に合わせます。

  2. キャリブレーションの結果はどう保存される?

    カラープロファイルとして

    正解です。答えは「カラープロファイルとして」。調整の結果はカラープロファイルとして保存され、表示に使われます。

    LUT として配布する

    ちがいます。答えは「カラープロファイルとして」。調整の結果はカラープロファイルとして保存され、表示に使われます。

    保存されない

    ちがいます。答えは「カラープロファイルとして」。調整の結果はカラープロファイルとして保存され、表示に使われます。

よくある質問

キャリブレーションとは何ですか?

画面などの機器が、決められた基準どおりの色や明るさを出せるように調整することです。

キャリブレーションには何が必要ですか?

画面の色を測る測色器(キャリブレーションセンサー)と、そのためのソフトが使われます。

キャリブレーションはどのくらいの頻度でしますか?

画面の色は少しずつ変わるため、色の仕事では定期的に行います。間隔は使い方や画面によって違います。

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