Log 撮影とは
読み:ろぐさつえい英語:Log recording
更新日:2026年10月31日
ひとことで
Log 撮影とは、明るいところから暗いところまでの情報をできるだけ多く残すために、コントラストを抑えた特別な記録方式で撮影することです。
ひとに説明するなら
「Log で撮ると、映像は白っぽくて色も薄い、眠たい見た目になる。でもそれは、明るいところと暗いところの情報を、あとで使えるように取っておいた状態。あとから色を決める『余白』を残す撮り方なんだ」
白っぽく見えるのは、わざと
ふつうに撮った映像は、そのまま見てきれいなように、コントラストや彩度がついた状態で記録されます。そのぶん、明るすぎるところは白く飛び、暗すぎるところは黒くつぶれやすくなります。
Log 撮影では、明るさの変化をゆるやかに記録して、白飛びや黒つぶれをできるだけ避けます。そのため、撮ったままの映像は、白っぽく色の薄い見た目になります。
段の数は説明のためのイメージです。実際の幅は、機材や設定で変わります。
メーカーごとの Log
Log の方式は、カメラのメーカーごとに違います。ソニーの S-Log、パナソニックの V-Log、キヤノンの Canon Log、富士フイルムの F-Log などがあります。
それぞれ明るさの記録のしかたが違うので、ふつうの色に戻すときは、その方式に合った変換用の LUT を使います。多くのメーカーが、自社の Log 用の変換 LUT を配布しています。
Log で撮るときに気をつけたいこと
- あとで色を整える前提の撮り方なので、編集の手間が増える
- 露出の合わせ方に、メーカーごとの目安がある。説明書や配布資料を確かめる
- 記録のビット数が少ない設定では、色を大きく動かしたときに、空などに段差(バンディング)が出やすい
よくある勘違い
勘違いLog で撮れば、どんな失敗も直せる
ほんとうは情報が多く残るだけで、ピントやぶれ、大きく外した露出は直せません。
勘違いLog の映像は、そのまま使ってもいい
ほんとうはLog はあとで色を整える前提の映像です。ふつうの色に戻してから仕上げます。
COLOR JOURNEY で使うには
COLOR JOURNEY の LUT は、演出用の LUT です。Log で撮った素材に使うときは、先にメーカーの変換用 LUT などでふつうの色に戻してから、かけてください。
参考になるパレット
クイズ
Log で撮った映像が白っぽく見える理由は?
失敗しているから
ちがいます。答えは「明るさの情報を多く残すため、コントラストを抑えて記録しているから」。あとで色を決められるよう、わざとコントラストを抑えて記録しています。
明るさの情報を多く残すため、コントラストを抑えて記録しているから
正解です。答えは「明るさの情報を多く残すため、コントラストを抑えて記録しているから」。あとで色を決められるよう、わざとコントラストを抑えて記録しています。
色温度が高いから
ちがいます。答えは「明るさの情報を多く残すため、コントラストを抑えて記録しているから」。あとで色を決められるよう、わざとコントラストを抑えて記録しています。
Log の映像をふつうの色に戻すのに使うのは?
演出用の LUT
ちがいます。答えは「その Log の方式に合った変換用の LUT」。Log の方式はメーカーごとに違うので、方式に合った変換を使います。
その Log の方式に合った変換用の LUT
正解です。答えは「その Log の方式に合った変換用の LUT」。Log の方式はメーカーごとに違うので、方式に合った変換を使います。
1D LUT ならなんでもよい
ちがいます。答えは「その Log の方式に合った変換用の LUT」。Log の方式はメーカーごとに違うので、方式に合った変換を使います。
よくある質問
Log 撮影とは何ですか?
明るいところから暗いところまでの情報をできるだけ多く残すために、コントラストを抑えた記録方式で撮影することです。
Log で撮った映像はなぜ白っぽいのですか?
白飛びや黒つぶれを避けるため、明るさの変化をゆるやかに記録しているからです。あとで色を整える前提の映像です。
S-Log や V-Log の違いは何ですか?
カメラメーカーごとの Log の方式です。明るさの記録のしかたが違うので、それぞれに合った変換を使います。
初心者でも Log で撮ったほうがいいですか?
必ずしも必要ではありません。編集で色を整える手間が増えるので、目的に合わせて選びます。








